GWセブ・マクタン島&ジンベイスイムツアー
第2弾レポート!

エンジェルマリンのボートはフィリピンの伝統的なバンカーボート、
船の横揺れを押さえる為に舷側に大きく補助輪の様な
足を張り出した形をしている。ちょうどアメンボの様。
大きさは乗員最大キャパ40人は裕に乗れるかと云うくらいで、
結構大型の部類。キャプテン始めクルーは10人程。

ファンダイビングでガイドを務めてくれるのは
日焼けが似合うイケ面シローさん、ネイティブのラリーさん。
ラリーさんは日本語が流暢で、西田敏行ばりの恰幅の好さ。
シローさんとラリーさんの掛け合いジョークも面白く、賑やかな船上だ。

ガイドのシローさん

 

 

 

 

魚の数がスゴイ!

 

 

 

 

まったり中

 

 

 

 

ポイントに到着後、シローさんのブリーフィングを終え、
ラリーさんを先頭に水底集合。どこを取って見ても色とりどりの珊瑚、
熱帯魚のオンパレード!ただ、ちょっぴり残念なのは水中だけでなく、
アイランドホッピングの人気スポットともなれば、若干のゴミも垣間見える。
ダイビングを堪能しつつ、1ペソ(フィリピンのお金)落ちてないかなぁ、
とキョロキョロしているとポテトチップの空き袋発見。
陸で捨てようと、とりあえずたたんで掌中に持っていた。
暫くして、先頭のラリーさんも何かを拾った様子。1ペソかな?と注視すると、
コーラの空き缶。これは!と喜び勇んでラリーさんのもとへダッシュ。
おもむろにスレートを取り出したものの、ちょっと困ってしまった。
いくら日本語が上手でも「読み」となるとどうなんだろうと。
しかし、ラリーさんは僕のスレートを注目している。
「ええい!どうにでもなれ!」と思い彼の手に持っている空き缶を指差してから、
手許のペンを走らせた。「COKE …」、「WITH …」、「CHIPS !」と続け、
マジシャンの様に掌中の袋を出現させて見せた。
レギュを吹き出すラリーさん。やったあ!ウケた〜!ネタ成功!!
ちなみに「コーラにはポテチだね!」って
ニュアンスを伝えたかったんだけど…。

魚に囲まれ中!?

 

 

 

 

広々バンカーボート

 

 

 

 

恒例行事

 

 

 

 

ダイビング後、部屋の目の前までボートで・・・

 

 

 



ダイビング終了後、部屋に戻ってスーパーで買って来た
ドライマンゴーを頬張り、シャワーで身体の塩を落とす。
着替えをしてテーブルに戻るまで約20分経過。
テーブルのドライマンゴーに手をのばそうと袋を見ると
何か薄茶色の細い紐がぶら下がっている。
何だろうとよく見る。何と蟻の行列!!!
確かに袋から洩れるマンゴーの甘い香も強烈だけれども、
南国の蟻の逞しさに脱帽。
そして、彼等と仲好く残りのドライマンゴーを分け合いました。
けれど、僕の胃袋に納まってしまった蟻は若干甘酸っぱかったかな。

Written by Yutaka Hayakawa

Photo by Shigeto Yoshino